今日は水稲種子(ひとめぼれ)の浸種と、種子消毒をしました。

流れをまとめてみます。

今年は稲作の1年を、今回のように写真付きでブログにまとめていきます。

なぜ浸種、種子消毒をするの?

水稲種子は袋に入っているままだと、休眠状態といって、その名の通り寝ている状態です。

その休眠状態から目覚めさせてあげるのが「浸種」です。

浸種は品種にもよりますが、ひとめぼれの場合、積算で120℃に達するまで行います。

これは例年だと、およそ10日(12℃×10日)くらいです。

種子消毒は、稲の様々な病気を防ぐために行います。

人間で言ったら、赤ちゃんの時の予防接種のようなものですね。

浸種・種子消毒の流れ

では、種子の小分け作業から時系列で紹介します。

まず、水稲種子の袋を開け、催芽袋に詰め替えます。

ウチの場合は、1袋8kgに仕上げます。

中の種子は、こんな感じ。

いわゆる「種もみ」です。

ここから発芽させていきます。

 

お米の形をしてますが、これが何株にも別れる稲株の1番最初の形です。

今年は160kgの種子を袋詰めしたので、20袋になりました。

ちなみにこの量で、およそ5ha分のおコメの種子になります。

 

袋詰めが終わると、今度は浸種プールの準備です。

こんな感じで、日陰にプールを設置します。

なぜ日陰かというと、直射日光が当たりプール内の水温が上昇することを防ぐためです。

浸種中の水温は10〜15℃をキープ!ですからねー。

ではプールに入水していきます。

プール内には約100リットルになるように準備します。

蛇口全開で3分でした。

ただ、この日は寒かったので、お湯で温度調節です。

浸種の初日は特に水温が重要で、10℃以下にすると発芽不良になりやすいんです。

お湯をだいたいヤカン三杯入れると、ようやく適度な水温になりました。

ここで浸種の準備はひとまず終わり。

次に種子消毒です。

種子消毒の農薬をプールに入れ、よくかき混ぜます。

ここに均一に袋を入れていきます。

催芽袋の中のモミ全体に農薬がしっかり行き渡るように、袋を軽く揺すって空気を抜きます。

これで、浸種と種子消毒は完成です。

48時間後に水交換、その後に3日おきに水交換して、次のステップである芽出しに備えます。